東京アラサーOLの頭の中

東京都内でゆるく働くアラサーOLです。日々考えていることを思いのままに綴っていきたいと思います。

青春の1ページ① -中学時代ー

なんだか書きたい気分になったので・・・

私の恋愛の体験談を(小説風に)何回かに分けて書いていきたいと思います。

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初めて付き合ったのは中学3年生の夏ごろ。

中1の頃から片思いをしていた同じ中学の彼に、地元のお祭りで告白した。

 

彼は、地元で一番のイケメンで、他の中学にもファンがいるような人だった。

 

女子にはもちろんモテまくっていたが、男子からも慕われている、いわゆる人気者だった。

 

ずっとずっと彼が大好きで、彼以外見えなかった中学時代。

3年間温めてきて、やっとの告白でOKがもらえたとき、

この長かった片思いが報われたと思った。

 

初めてのデートは花火大会。浴衣を着て、プリクラも撮った。

 

初めてのキスも彼。バージンを捧げたのも彼。

 

好きで好きでたまらなかった。

会う度に緊張して、うまく自分が出せなかったと思う。

とにかく嫌われないようにしなきゃと思っていたから。

 

甘酸っぱい青春の1ページ。

今でもあのとろけるような幸せは覚えてる。

 

こんなにも人を好きになるなんて、自分でもびっくりだった。

完全に、彼にはまっていた。

 

何よりの彼との時間を優先していた。

 

 

そんな幸せがずっと続くと思っていた矢先。

高校受験に集中したいという理由で、付き合って4か月くらいでフラれた。

 

からしたら、晴天の霹靂。

 

「え、今なんて言ったの?」

一瞬何を言われたのか分からなかった。

 

天国から地獄に突き落とされるとはこういう感覚か、とその時初めて思った。

 

彼の心は変わらなかった。

多分、受験というのはただの口実で、本当は私に飽きたんだと思う。

 

そんなことは聞けなかったけどね。

 

 

フラれた日の夜。

我慢してた涙が、家に着くまでの帰路でポロポロと溢れて止まらなかった。

 

もう、一緒に手をつないで下校することもできないんだ。

もう、駅前でデートしたりもできないんだ。

 

私ばっかりが好きだったんだな。

まだ好きでいてもいいのかな。

また片思いか・・・つらいな。。

 

家に着いて、

「お帰りー。ご飯は?」と普段通り聞くお母さん。

 

泣いている顔がばれないように、

「ちょっと今日はお腹すいてないから、いいや」と返す私。

 

私の様子が変なことに気付くお母さん。。。

「・・・どうしたの?」

 

「何でもない。今日はもう寝る。。」

 

部屋に入って、その日の夜は、ベッドで気が済むまで泣いた。

 

 

 

次の日から、彼とは学校ですれ違っても、何事もなかったように振舞った。

 

でも、心の中では彼への想いは消えなかった。

フラれたのが夢であってほしいと、何度も思った。

また片思いでもいいから、ずっと好きでいていいかな。。

 

そう思って、私はフラれてからも片思いをし続けていた。